帯状疱疹予防ワクチン任意接種の一部助成について
令和6年5月から帯状疱疹予防ワクチン接種費用の一部を助成します。
予防接種法に基づかない任意接種となりますので、かかりつけ医等にご相談のうえ、予防接種による効果や副反応等十分にご理解いただき、接種の判断をしてください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。治った後もこのウイルスは神経節に潜んでいるため、ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると、体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。日本では、80歳までに約3人に1人が発症するといわれており、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長い痛みが続くことがあります。
対象者
丹波篠山市に住民登録があり、次の条件を満たす方
・接種日に満50歳以上の方
・過去に助成を受けたことがない方
助成額
1人1回限り 4,000円
ワクチンの種類
帯状疱疹予防ワクチンは2種類あり、接種方法や回数等に違いがあります。助成制度の利用はどちらかのワクチンで生涯1回限りとなりますので、ご注意ください。
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ビケン(生ワクチン) |
シングリックス(不活化ワクチン) |
接種回数 |
1回 |
2回 |
接種方法 |
皮下注射 |
筋肉内注射 |
予防効果※1 |
接種後1年62.0% 接種後7年52.8% |
接種後1年97.7% 接種後10年73.2% |
持続期間※1 |
接種から7年程度 |
接種から10年程度 |
接種費用 |
8,000円程度/回 |
20,000~25,000円程度/回 |
注意事項 |
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- |
※1 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会資料を基に記載
接種の流れ
市内実施医療機関で接種する場合
- 市健康課へ予診票発行を窓口または電話、ホームページからお申込みください(接種を希望するワクチンの種類をお伝えください)
- 市健康課より予診票を発行します
- 実施医療機関に予約をしてください(接種を希望するワクチンの種類は必ずお伝えください)
- 予診票を必ずお持ちのうえ、予約した日に医療機関で接種を受けてください
- 接種費用から4,000円を引いた額を医療機関の窓口でお支払いください
接種費用は医療機関によって異なります。
市内の実施医療機関以外で接種する場合
- 市健康課へ予診票発行を窓口又は電話、ホームページからお申込みください(接種を希望するワクチンの種類をお伝えください)
- 市健康課より予診票を発行します
- 接種を希望する医療機関に予約をしてください
- 予診票をお持ちのうえ、予約した日に医療機関で接種を受けてください
- 接種費用を医療機関の窓口でお支払いください
- 市健康課へ「予防接種費用償還払い申請書兼請求書」、「領収書」等を提出ください
- 申請月の翌月末に4,000円を指定の口座に振り込みます。
予防接種による健康被害救済制度
帯状疱疹予防ワクチン予防接種は、予防接種法で定めのない任意接種です。接種後に健康被害が生じた場合は、その程度により独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する「医薬品副作用被害救済制度」により治療費等一定の給付が受けられる場合がありあますが、予防接種法による救済制度とは異なります。また、市が加入する予防接種事故損害賠償保健により補償を行う場合もあります。
ワクチンは、まれに重篤な副反応を引き起こすことがあります。予防接種の必要性や副反応について十分理解し納得したうえで、接種を受けていただくようお願いいたします。
発生頻度 |
ビケン(生ワクチン) |
シングリックス(不活化ワクチン) |
50%以上 |
- |
注射部位疼痛 |
10~50%未満 |
注射部位紅斑、注射部位そう痒感、注射部位熱感、注射部位腫脹、注射部位疼痛、注射部位硬結 |
注射部位発赤、注射部位腫脹、筋肉痛、疲労、頭痛 |
1~10%未満 |
倦怠感、発疹 |
そう痒感、熱感、倦怠感 |
1%未満 |
関節痛、筋骨格痛、動悸、疼痛など |
浮動性めまい、鼻咽頭炎、気道感染、無力症など |
重大な副反応(いずれも頻度不明) |
アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病 |
ショック、アナフィラキシー |
厚生労働省ワクチン分科会資料、医薬品添付文書等より引用
この記事に関するお問い合わせ先
健康課
〒669-2205 兵庫県丹波篠山市網掛301
電話番号:079-594-1117
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更新日:2024年12月01日