「丹波畦師」プロジェクト始動!(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年09月10日

「畦」は、古くから田畑の肥料や家畜の餌としての干し草の利用のため、定期的に草刈りや火入れなどの管理によって維持されてきました。

こうした人間活動の介入によって保たれる「半自然草原」には、秋の七草のキキョウやオミナエシ、カワラナデシコなどの美しい花々が咲き乱れます。

これらはお盆の時期に供えられる盆花として利用されてきたことから、文化的にも重要な存在でした。

キキョウ

キキョウ

オミナエシ

オミナエシ

カワラナデシコ

カワラナデシコ

しかし、近年は、農家の高齢化に伴って畦の管理が困難になり、放棄されるケースも見られるようになっています。

対策として草刈り機の改良による労力の軽減や集落ぐるみの「草刈り隊」による担い手の確保などが図られていますが、害虫管理や作業効率の視点に立ったものがほとんどです。

 

そこで、生態系保全の視点から草刈りを捉え直し、新しい草刈りの意味や価値、それを生み出す方法を探求する「丹波畦師 青空ワークショップ」が9月5日(土曜日)、古市地区で開催されました。

この日は、草刈り初心者から職人技を持つ農家の方まで6人が参加し、休耕田ビオトープの草刈り作業を行いました。

今後も草刈りや生物調査を実践する中で、単に草を刈るだけの人足ではない、生態系や景観、文化を守る技法を持った「丹波畦師」を目指していく予定とのこと。

しんどいだけと思われている草刈りからどのようなイノベーションが生まれるのか注目です!

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