ユネスコ創造都市ネットワーク登録、残念ながら見送り(市長日記H26.12.4)

更新日:2020年03月24日

篠山市では、今年3月にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)にユネスコ創造都市ネットワークへ加盟をするために、申請書を提出しました。

その結果が12月1日(月曜)に文部科学省から連絡が入り、今回は加盟を見送られることになりました。つまり、今回はダメということです。

しかし、全く気落ちしていません。やはり、他の市を見ると、4~5年かかっているし、成都市(中国)での総会のなかでも「ある一定期間の準備期間が必要。その市の本気度を確かめることが必要。」などと議論されていましたので、この結果は予想していました。

やっぱり相応の努力が必要なのです。これからです!

今後は、国内外でのPR,市民の皆様にご理解していただける新しい文化への取り組みを行いながら、再度、ユネスコ申請を進めていき、今後3年を目途に加盟を目指します。

今回、平成24年に災害相互応援協定を締結した鶴岡市(山形県)は、食文化分野で加盟されましたので、お祝いの電話を鶴岡市長にしたところ、「パリの本部や世界会議などに行ったり、市あげての取り組みの甲斐がありました」と大変喜ばれていました。

ユネスコ創造都市ネットワーク

平成16年にユネスコ(国連教育科学文化機関)が、文化の多様性を守るために設立した創造都市(文化芸術と産業経済の創造性に富んだ都市 7分野【文学・映画・音楽・クラフト&フォークアート・デザイン・メディアアーツ・ガストロノミー(食文化)】の世界的なネットワークです。加盟都市(平成26年12月現在)

加盟都市(平成26年12月現在)

世界で69都市(国内6都市)が認定されています。

日本では、名古屋市(平成20年 デザイン分野で加盟)、神戸市(平成20年 デザイン分野で加盟)、金沢市(平成21年 クラフト&フォークアート分野で加盟)、札幌市(平成25年 メディアアーツ分野で加盟)、鶴岡市(平成26年 食文化分野で加盟)、浜松市(平成26年 音楽分野で加盟)