エステルスンド(その1)(市長日記H28.9.21)

更新日:2020年03月24日

 先週、ユネスコ創造都市の総会でスウェーデンのエステルスンドに行ってきました。
 家を出たのが9月13日(火曜日)の午前7時、午前10時45分関空発のフィンエアー、ヘルシンキ(フィンランド)行きで、ヘルシンキでスカンジナビア航空に乗り換え、スウェーデンのストックホルムへ、そこでまた乗り換えエステルスンドにやっと到着です。
 着いたのは現地時間午後10時(日本時間14日の午前5時)でした。

 私は正直申しあげて、飛行機は得意ではないのです。ちゃんと飛行機が飛んでいるか気にしとらなければならないのですが、こんな長く乗っていると、もう疲れてボーっとして気にしとれませんでした。

 エステルスンドはストックホルムから飛行機で1時間、森に囲まれた人口6万人の小さくて美しいまちでした。
 どうしてヨーロッパのまちは、こんなに美しいのだろうかと思います。
 古い建物が大事にされて受け継がれ、高さや色合いも統一感があります。派手な広告看板もありません。
 夏は日が長く、逆に冬には午後2時頃には暗くなり、朝10時頃に夜が明けるそうです。
 治安も良くて、安心して外を歩くことができました。人々は明るく、やさしく、豊かなまちと思いました。

 びっくりしたのは、横断歩道で道路を渡ろうとしていると、車がみんな止まってくれるのです。だから信号機があまりありません。
 それから、カード社会でした。バスでもタクシーでもスーパーでもお店でも、みんなカードです。
 また、スーパーで買い物をしても、日本のように包装をしたり、袋をくれたりはせず、環境への配慮も進んでいました。
 本当に良い所に行かせてもらったと感じました。

 このまちにも日本人の(女子)留学生がいました。福祉を勉強するためにエステルスンド大学で学んでいるとのことでした。
 この学生の話では、エステルスンドは大都市ストックホルムとは違うまちづくりをしている、有機野菜などの食でも有名、市民も意識の高い人が多く、ここに移り住んで来る人も多いとのことでした。

 さあ、ここでどのような創造都市ネットワークの総会があったのか、以下次号です。

辺りが暗く月がみえるエステルスンド空港に飛行機が到着している写真

エステルスンドに到着

建物がたくさん並び、resiaと看板にかかれた店舗の前に青の恐竜のような置物がありその横にある赤いベンチで女性2人がお話ししている写真
青空の下、茶色の建物の横を上下黒の服をきた男性が歩いており飲食コーナーの椅子に座っている人達小さなお店の前で並んでまっている写真
曇り空の下、広場にテントが設置されていてその周りに白い車が停車している近くで数人の人がいるのを広場におりる階段の上から全体をうつした写真
屋根がオレンジ色でその上がみどりっつぽくなっている塔のようなところに時計がある市役所をうつした写真

これが市役所です

のどかな田園風景の中細い道の両脇に2本の木が一定間隔でありその奥に3軒の家がある写真