北朝鮮の核実験に対する抗議文(2016年9月9日)

更新日:2020年03月24日

北朝鮮が平成28年9月9日に核実験を実施したとの報道を受け、9月9日付けで、以下の抗議文を送付しました。

朝鮮民主主義人民共和国
国務委員長 金 正恩 様

抗議文

 篠山市は、貴国が2016年9月9日に5回目の核実験を実施したことに対し抗議の意を表明します。

 篠山市は、悲惨な戦争が繰り返されることのないよう、平和への不断の努力と施策の推進に努めるため、2009年2月に非核平和都市宣言を行い、2010年6月には平和首長会議にも加盟し、地球規模の破壊を招く核兵器は持たず・作らず・持ち込ませずの「非核三原則」を国是として、各国の核実験に反対し、核兵器の廃絶を訴えてきました。

 人類の生存を脅かす今回の核実験は、核軍縮・不拡散に向けた国際社会の潮流や国連安保理決議にも違反しており、極東地域の平和と安全を脅かす行為であり、断じて許すことができません。

 ここに、篠山市民を代表して、今回の核実験に抗議するとともに、今後再度の核実験を行わないよう、また、国際社会と対話と協調による外交努力を行うよう強く求めます。

2016年9月9日

篠山市長 酒井 隆明