健康調査報告会&健康セミナー(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

健康調査報告会&健康セミナーが4日(土曜日)、丹南健康福祉センターで開かれ、約200人が参加しました。
平成24年度から兵庫医科大学環境予防医学講座およびささやま医療センターと共同で行ってきた健康調査の結果から見えてきた篠山市民の健康実態の報告や、健康セミナーでは認知症予防で話題の「コグニサイズ」を取り上げ、実践を交えながら楽しく、講師の土井剛彦さん(独立行政法人国立長寿医療研究センター)が講演されました。

調査結果から、篠山市の死因・医療費の第1位がいずれも循環器系疾患(全国や県では悪性新生物が1位)ということが分かり、市民の健康寿命を延ばすには、「血管を守ること」が最重要ということがわかりました。
そのための取り組みとして、運動では「『集って!動いて!楽しんで!!』の活動をしっかりと」。 食生活では「ごはんを中心にした日本型食生活マイナス塩分」を提案します。

市では、以前より『集って!動いて!楽しんで!!』できる活動は、すべて元気の秘訣なので、積極的にこれに取り組みましょうとすすめています。特に、最近ではおもりを使った「いきいきデカボー体操リニューアル版」を地域のあちこちで取り組んでいく事を呼びかけしています。 この体操を体験したい方は、毎週金曜日13時30分から丹南健康福祉センターで開催している「お試しクラブ」へご参加ください。

また、食生活については、野菜や魚をしっかりとり、栄養バランスがとりやすくカロリー低めの「ごはんを中心とした日本型食生活」から血管を守るために減塩した「マイナス塩分」の食パターンをお勧めします!

机に並ぶ各種健康セミナーの資料の写真
ステージのスクリーンに「いきいき元気の秘訣を教えます!〜コグニサイズのすすめ〜」の映像を写し、講演する土井剛彦さんの写真