声の広報を届ける朗読ボランティア(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

中央図書館の録音室では昨日、朗読ボランティア「山うぐいす」の皆さんが市広報「丹波篠山」3月号の音声広報の収録をされていました。

録音室にて笑顔で写真に写る山うぐいすの皆さんの写真

市内には朗読ボランティアグループが3つ(「山うぐいす」のほか、「ひまわり」「松ぼっくり」)あり、市広報「丹波篠山」や「議会だより」などの紙面のほか新聞などを朗読、CDに録音し、目の不自由な方などに届けています。

音声広報はインターネットでも配信中。音声広報はこちら(音声広報は収録の都合上、発行日後になります。ご了承ください)。

約30ページある広報紙の収録では、誰がどこを読むかを割り振り、2,3日かけて録音、編集作業を進めます。

「聞き取りやすいよう、アクセントや間の取り方に気を付けています。文字を追わずに、話すような感じで朗読することを意識しています」

机に資料を並べながら読み方のチェックをする3名の山うぐいすの皆さんの写真

朗読・録音する前にみなさんで読み方のチェックなど打ち合わせ

広報誌に分かりやすい説明を入れるためのメモのアップの写真

過去の広報紙。文字だけでなく、写真やグラフ、表も声で表現。原稿におこして分かりやすく説明を入れるなどのさまざまな工夫がされています

写真ごとに分かりやすく説明するためのメモ書きが記された広報誌の1ページの写真

広報3月号のあるページ。写真を分かりやすく声で伝えるために、読み方などを書かれた書き込み

山うぐいすはメンバーが約20人、朗読をはじめたばかりの方から篠山町時代の広報紙「ねんりん」の朗読経験がある朗読歴25年のベテランも。

みなさんで勉強会を開いたり、新聞やエッセイの朗読もされ、月に数回活動。また年1回、視覚障がい者の方々と交流会を開いています。

「朗読は毎回勉強ですね。何年やっていてもこんな読み方をするのか、とか新たな発見があるのが魅力です」と話していました。

広報誌を見ながらマイクを前に録音する山うぐいすの方の写真

録音室で朗読

パソコンの前で広報誌を脇に置きながら編集作業をする山うぐいすの方の写真

朗読収録中、同時に編集作業

収録の見学はいつでも大歓迎だそうで、広報紙の収録は毎月末に行われています。

収録予定日は中央図書館までお問い合わせください。