警察・消防・自衛隊による合同訓練(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

取り壊しを予定している篠山市営住宅(東新町)で4月12日、警察・消防・陸上自衛隊・市など約100人が参加して地震災害を想定した救助訓練が行われました。

訓練は、篠山市を震源とする最大震度7の地震が早朝に発生し、6世帯16人が入居する市営住宅が倒壊したとの想定で開始。

訓練の詳細は事前には知らされず、篠山城跡三の丸広場に設けられた対策本部が各部隊に被害の状況などを報告し、先遣隊がバイクで状況把握に駆け付け、必要な資機材や人員を送り込み、住民16人を救出しました。

途中、大きな余震が起きたとの想定も織り込まれ、救助活動を中断し一時退避する場面もありました。

参加者の皆さんは「訓練での課題を洗い出し、今後の活動に役立てていきたい」などと話していました。

対策本部に設けられたテントの下で各々の所属にあわせた制服を身にまとった人々が訓練を行っている様子の写真

篠山城跡三の丸広場に設けられた対策本部

倒壊したと想定されている住宅の前で、バイクで来た先遣隊の方々が身振り手振りを交えた状況説明を警察の方から聞いている様子の写真

バイクで先遣隊が状況把握に駆け付け、状況を本部に報告

黄色と青の制服を身にまとった方々がリヤカーに資機材を載せ救助現場に向かっている様子の写真

必要な人員や資機材を搬入

朱色の制服を身にまとった消防隊員の方達が協力して、エンジンカッターで木造の家屋の壁を切断している様子の写真

家屋に取り残された人を救出するため、エンジンカッターで壁を切断

木造の家屋の前で、大勢の部隊の方達が担架の上に要救助者を乗せ運び出そうとしている様子の写真

要救助者が担架で運び出される様子

訓練終了後に各部隊が集まり整然と整列し、段上から講評を受けている様子の写真

訓練終了後の講評を受ける参加者