郷土の味を学ぶ(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月31日

篠山の旬の食材や特産品を使用した料理や、地域の郷土料理が学べると毎年人気のある公民館の生涯学習講座「郷土味学講座」の伝承コースの4回目が昨日、四季の森生涯学習センターで行われました。
今回は、お正月にも使える「冬のごちそう」がテーマで、猪肉を使った「ぼたんちらし」「りんご入り芋きんとん」「マグロと山の芋のマスタード風味」などです。
講師は、大山地区にあるコミュニティキッチン結良里(ゆらり)の森本淑子さん、田中のぶ子さん。お二人のチームワークはばっちりで、丁寧でユーモアある説明に、受講生らは聞き入っていました。

「郷土料理を勉強したい」と受講した原田沙奈江さんは、「大阪から、祖父母のいる篠山へ夫婦で戻り、専業で農業をしています。新たに、これから農家民宿もはじめようと、この講座で郷土料理を学んでいます」と話していました。

市ホームページにも、特産物を使った料理レシピが掲載してありますので、ぜひ確認してみてください。

四季の森生涯学習センターで行われた公民館の生涯学習講座「郷土味学講座」で講師の森本淑子さんによる郷土料理の調理手順を聞いている受講生たちの写真

受講生らに、料理手順を説明する森本さん。

テーブルに並んでいる郷土料理を前に笑顔を浮かべている講師の森本さんと田中さんと2人の後ろにいるスタッフの西牧さんの写真

左前から、講師の森本さん、田中さん、後ろはスタッフの西牧さん。森本さんは、「お野菜がこんなおいしい料理に生まれ変わったと、作ってもらう(農作物を育てている)人に喜んでもらえるお料理つくりたい」と話していました。

郷土料理の調理に取り組んでいる受講生たちの写真

和気合いあい作業に取り組む受講生の方々。「篠山の食材を使いこなせるようになりたい」「料理が好きで、受講3年目」など、笑顔で話していました。