武庫川唯一のオグラコウホネ(ささやま写真新聞)
オグラコウホネは、スイレン科に属する日本固有の多年生植物で、広卵形の葉を持つ水生植物です。
7月から10月にかけて、かわいらしい黄色の花が咲きます。
兵庫県内でも、かつては河川やため池で多く見られましたが、河川改修にともなって生息地が激減しており、武庫川では篠山市内の1か所のみでしか確認されていません。
環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類」に、兵庫県版レッドリストでも「Bランク」に指定されており、絶滅が危惧されています。
また、草野から南矢代にかけての武庫川上流域も、希少な水生生物が県下でもっとも集中していることから、兵庫県版レッドリストで「Aランク」に指定されています。




更新日:2020年03月24日