「黄色い花」駆除に篠中生が協力!(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

道いっぱいに広がる黄色いオオキンケイギクの写真

(上の写真は5月31日の様子)

先週6月13日、市立篠山中学校前で特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除活動を行いました。

見た目がきれいで、元々は緑化のためにも植えられていた外来の植物ですが、繁殖力が強く日本固有の植物の生息場所を奪ってしまうことから「特定外来生物」に指定されました。指定されると、栽培や生きたまま運搬することが法律で禁止されます。

篠山中学校の東側の道路沿いにはたくさんのオオキンケイギクが発生していたことから、外来生物の学習も兼ねて、1年生の整美委員8名と駆除作業を行いました。

オオキンケイギクを引き抜く子どもたちの写真

どれがオオキンケイギクか判断して、どんどん引き抜きます。さすが中学生、皆さんとてもテキパキと行動されるので頼もしいです。

男の子がオオキンケイギクを引き抜いている写真
オオキンケイギクを引き抜いている子どもたちの写真

放課後に協力してもらったため、夕方の強い西日が降り注ぐ中汗をかきながらの作業でした。

中学生と先生にも協力いただいたおかげで、東側の道路沿いは短時間ですっかりオオキンケイギクが目立たなくなっています。

最後に集まって駆除の成果を話し合う様子の写真

生徒の皆さんには、「知らない人には教えてあげてください、見かけたら駆除するようにしてください」とお伝えして作業を終えました。

(オオキンケイギクは市が責任を持って法律に則り処分しています。)

市の農都環境課では、市内で繁茂している場所などオオキンケイギクの発生状況を調べています。

もし近くにたくさん発生している、などの情報があれば、農都環境課までご連絡ください(駆除をお約束するものではありません)。

電話番号 079-552-1117(平日8時30分から17時15分まで)