文化財保護に向けて消防合同訓練(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

1949年の法隆寺金堂壁画の消失を機に制定された文化財防火デー(1月26日)に合わせ、篠山市消防本部と消防団の合同訓練が27日、大国寺(味間奥)で行われ、市消防署や市消防団17分団、同寺の関係者ら約30人が参加しました。

訓練は、国の重要文化財である本堂から出火し、境内や山林に延焼の恐れがあるとの想定で行われました。寺の関係者が消火器で初期消火を行った後、駆けつけた消防署員らが、消防車両のポンプを使用し、防火水槽から水を吸い上げ、約250メートル離れたタンク車まで中継送水を実施。その後、二手に分かれて、本堂の周辺に放水を行うなど、対応の手順を確認しました。

オレンジ色の作業着を着て雪山の中で放水作業をする二人の人物の写真
作業着を着て雪山で放水作業している三人の人物の後姿の写真
ヘルメットと作業着を着用して代表者の話を聴く沢山の消防団員の写真
渦巻き状に纏められた放水ポンプを運ぶ二人の消防団員の写真
消防団員が防火水槽から水を吸い上げている写真