文化財保護に向けて消防合同訓練(ささやま写真新聞)
1949年の法隆寺金堂壁画の消失を機に制定された文化財防火デー(1月26日)に合わせ、篠山市消防本部と消防団の合同訓練が27日、大国寺(味間奥)で行われ、市消防署や市消防団17分団、同寺の関係者ら約30人が参加しました。
訓練は、国の重要文化財である本堂から出火し、境内や山林に延焼の恐れがあるとの想定で行われました。寺の関係者が消火器で初期消火を行った後、駆けつけた消防署員らが、消防車両のポンプを使用し、防火水槽から水を吸い上げ、約250メートル離れたタンク車まで中継送水を実施。その後、二手に分かれて、本堂の周辺に放水を行うなど、対応の手順を確認しました。




渦巻き状に纏められた放水ポンプを運ぶ二人の消防団員の写真 拡大画像 (JPEG: 128.0KB)

更新日:2020年03月24日