高城山に登ってきました1(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

明智光秀と戦い1年半籠城して耐えていた波多野秀治の居城があった高城山に登ってきました。

穏やかに晴れた青空に豊かな自然に囲まれながらそびえたつ高城山の写真

高城山

星の瞬く夜空に浮かび上がる綺麗な丘陵の高城山の夜景の写真

高城山(夜景)

八上下の春日神社の登り口を出発しました。

細い道の先に鳥居があり、その奥に沢山の木々が生い茂る春日神社の入り口の写真

神社の入り口

豊かな自然と木々に囲まれ、木漏れ日がさす登山口の写真

登山口

登山道も整備されており階段状に道が続いていきます。

土の地面に丸太で作られた階段が緩やかな傾斜で設置された登山道の様子の写真

階段が頂上まで続く

ポイントとなる場所に「伝 鴻の巣」だとか「伝 下の茶屋丸」など看板もあります。

木々に囲まれた土の地面の登山道に設置された伝 鴻の巣と書かれた看板の写真

伝 鴻の巣

伝 下の茶屋丸の看板の先に一面見渡すことができる街並みの写真

伝 下の茶屋丸

細く背の高い木々に囲まれた日のさす登山道の脇に設置された伝 上の茶屋丸の看板の写真

伝 上の茶屋丸

間伐された木々が横たわる場所にある背の高い木々の根元にひっそりと設置された三の丸跡の看板の写真

三の丸跡

西や北方向に開けているので味間地区や畑地区の集落や篠山城跡なども見渡せます。

木々の脇から見える雄大な山々と眼下に広がる真南条や城南小学校方面の写真

真南条や城南小学校方面

晴れ渡る空にかすむ山々の下に広がる街並みを一望できる味間地区方面の写真

味間地区方面

白い雲がまばらにある気持ちのよく晴れた空とのコントラストがきれいな緑に包まれた山々と畑地区方面の街並みの写真

畑地区方面

日の光もよく入って明るいため、開放的な気分になります。

山頂には大きな波多野秀治公の碑があります。この日を眺められる場所にきれいなベンチがあり十分にくつろぐことができます。

山頂の一本の背の高い木の根元に4段で形成された大きな波多野秀治公の碑の写真

波多野秀治公の碑

緑に包まれた地面に設置されたベンチとそばに設置された本丸跡の看板の写真

本丸跡

下山は藤之木坂登山口に向けて下りていきます。

沢山の木々に囲まれた登山道に設置された3つ股の分岐路の看板の写真

分岐路

つつじが咲いており、カラスアゲハでしょうか、蜜を求めて飛んでいました。

日差しを浴びて鮮やかなピンク色の花を咲かせるつつじに蜜を求めてアゲハ蝶が飛んできた様子の写真

つつじとアゲハ

時間帯の関係でもあるのでしょうが、下りは木漏れ日がきれいだなと感じられる明るさでした。

鮮やかな緑の濃淡を作り出す木々の葉の隙間から暖かな木漏れ日が差し込む様子の写真

木漏れ日

はりつけの松跡とされている場所からしばらくは松ぼっくりがたくさん落ちている道でした。
伝承されるだけあって、「なるほど、松か」と思わされるところでした。

鮮やかな緑に包まれる森の中で、いくつかの切り株と一緒に設置されたはりつけの松跡の看板の写真

はりつけの松跡

緑の木々が生い茂る登山道にまつぼっくりが無数に落ちているまつぼっくりの道の様子の写真

まつぼっくりの道

木々の間から東方面ものぞくことができるようになりました。
景色も篠山市辻方面がよく見えるようになり、京都方面の出入りを警備するにはもってこいの場所ということが実感できました。

緑や黄色の葉をつけた木々の間から、眼下に広がる街並みと日置のバイパスが見える様子の写真

日置のバイパス

藤之木坂登山道入り口に帰ってきました。

緑あふれる山々をバックに道の脇に設置された石碑と看板が設置されている藤之木坂登山道入り口の写真

藤之木坂登山道入り口

登り始めから降りてくるまで、約2時間でした。
急な坂道や階段状の登山道のため、トレッキングポールがあれば足の負担も分散されると思います。
これから登ってみようと思われる方、ケガの無い様に登ってください。