南極地域観測隊の後藤さん講演会(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

第56次日本南極地域観測隊で調理隊員を務めた後藤充功さんによる講演会が2016年11月27日、後川文化センターで開催されました。
この講演会は、後藤さんの父が旧城東中学校出身であるなどの縁で、帰国後はぜひとも話を聞きたいと話していたことが実現したもので、後川郷づくり協議会が主催。

後藤さんは観測隊員としての南極での生活の様子や仕事のことなどを、写真や映像を交えて話し、地域住民約30人が熱心に耳を傾けていました。
また、南極の氷を持参し「長年の降った雪で押し固められているもので、小さな気泡がたくさんある。この氷の中には、約7~8億年前の空気が閉じ込められている」と説明し、参加者一人一人にその氷をプレゼントしていました。
参加者の皆さんは「とても興味深く楽しい話だった。あっという間に時間が過ぎた」などと話していました。

スクリーンを見ながらマイクを持って説明している男性と傍聴している参加者たちの写真
赤い防寒着を着た色黒の男性が笑顔でサムズアップしている写真

日本南極地域観測隊で調理隊員を務めた後藤充功さん