川の生きもの調査に挑戦! 西紀北小5年(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

西紀北小学校の5年生8人が6月21日(木曜日)、篠山東雲高校の田井彰人先生と生徒の皆さんに講師をお世話になり、学校近くを流れる宮立川で生きもの調査に取り組みました。
この取り組みは、環境分野に詳しい市民が講師となって授業をおこなう農都環境課の事業「エコ・ティーチャーのおもしろ環境講座」を活用して実施したものです。

高校生のお姉さんと一緒にたも網の中を覗き込む黄色い帽子をかぶった児童3名の写真

高校生のお兄さんお姉さんに教えてもらいながら、たも網で川底や水際もゴソゴソ。
はじめは不慣れでおそるおそるでしたが、次第にコツをつかんで、夢中になって生きものを探しました。

宮立川の中に入り、たも網の中を興味深そうにのぞき込む女子児童と男子児童2名の写真

最後はつかまえた生き物や川の環境について、田井先生と高校生の皆さんから解説。
サワガニやヘビトンボの幼虫、「レッドリスト」に掲載されているシマドジョウやナベブタムシなどが見つかったことから、宮立川はきれいな冷たい水で、希少な生きものにとっても暮らしやすい環境であることがわかりました。

黄色い帽子をかぶった児童の目の前で、取れた生きものを説明する高校生のお姉さんの写真

「川の中では何を食べて生活していますか?」「毒のある生きものはいますか?」や「ふつうの川だと思っていたけれど、珍しい魚もいるきれいな川だとわかってびっくりした」「外来種がいなくて安心した」など、活発に質問や感想が出ていました。

実際に見て、触れて、感じて、身近な地域のお宝である自然環境の豊かさを発見する良い機会となりました。