がんばれ!南堀のハス(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

篠山小学校6年生がポリポット鉢で栽培しているハスが開花しました。
このハスは、篠山城跡南堀のハスを復活させようと、花蓮マイスターの金子明雄さんにご指導いただき、4月12日(木曜日)に南堀とあわせてレンコンを植えつけたものです。

鉢は小学校の校門をくぐってすぐ、玄関前に置かれており、来校者の目を楽しませています。

玄関前に置かれた小学校6年生が栽培している開花したハスの写真

同じ日にレンコンを植えつけた南堀は、大きな葉が浮かんでいるものの、生育はゆっくりです。
鉢にくらべて深く水温が上がりにくいことなどが影響していると考えられます。

レンコンを植えつけた南堀の写真

今年度は生育に影響する環境要因を明らかにするため、神戸大学の鈴木武志先生にご協力いただき、ミシシッピアカミミガメやアメリカザリガニ、コイなど外来生物による食害を防ぐ柵の設置や、南堀の土壌と水質の分析、施肥実験などをおこなっています。

かつて南堀一面にハスが広がっていた頃は、デカンショ祭前が花の見ごろだったそうです。
開花を目指して、引き続き栽培・管理と検証を進めていきます。