畑川ってどんな川? 城北畑小4年が調査!(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

城北畑小学校4年生が7月17日(火曜日)、畑川の水質・生きもの調査に挑戦しました。
畑川の調査は、統合前の畑小学校時代から約30年つづく取り組みです。
丹波地域のホトケドジョウを守る会の山科さんをゲストティーチャーに迎え、調査の手順などを丁寧に教えていただきました。

ホトケドジョウを守る会の山科さんが小学生たちに調査の手順などを教えている写真

はじめに、パックテストをつかって水質を調べました。
pHやCODを調べた結果、畑川の水は比較的きれいなようです。

小学生がパックテストをつかってpHやCODの水質を調べている様子の写真

つづいて、箱メガネやタモ網をつかって水生生物を調べました。
水際や砂底、石の裏側を探すと、おおきなドンコやシマドジョウ、きれいな川に生息しているサワガニやヘビトンボの幼虫も見つかりました。
こちらの結果からも、畑川の水はきれいなことがわかりました。

小学生が箱メガネやタモ網をつかって水生生物を調べている様子の写真

「どんな川がいい川だと思いますか?」という山科さんの問いかけに対しては、「生きものがたくさんいる川」や「水がきれいな川」、「ゴミの落ちていない川」といった答えが出ていました。
今回の調査が、身近な環境や生きものに関心をもつ持つきっかけになったことと思います。

小学生が黄色や白色のバケツの中の生きものを調査をしている様子の写真

今後、市では、今回の調査や高校生による調査の結果をもとに、地域の皆さんと畑川流域の環境や生態系の保全策、魚道の設置など「ふるさとの川づくり」について考えるワークショップを秋ごろに実施する予定です。
高校生による調査の結果は下記リンクをご覧ください。

畑川にいっぱいに広がってタモ網をつかって水生生物を捕まえている小学生たちの写真