ノートを取らずに「農都」を学びま~す(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

篠山市では、農業や特産物に愛着を持って篠山市をPRできる職員の育成をめざし、入庁2年目の職員を対象に、「“農力”発揮研修」と題して、実際の農作業体験をとおした研修を行っています。

平成27年4月施行の「篠山市農都創造条例」では、地域の基幹産業である農業を大切にし、市をあげて農業振興に取り組むことや、全国ブランドの農産物を次の世代へ確実に引き継いでいくことが明記されています。私たちは、「農都」篠山の職員として、その責務を考えなければなりません。

農作業の内容は、黒大豆栽培です。2017年6月20日、16人が参加し、有限会社グリーンファーム職員・谷口博文さんの指導のもと、およそ6アールの水田にポット苗の定植を行いました。16人中14人が非農家という状況に、谷口さんからは、「畦(あぜ)と畝(うね)、わかるか~っ?」と尋ねる一幕も。体育座りでの青空学習もあり、普段の業務にはない「学びの場」となりました。

今後、土寄せ作業(7月中旬)と収穫作業+枝豆試食(10月中旬)を行います。同期の仲間とともに汗を流しチームワークを高める、というのも、この研修のもうひとつの視点です。10月には、全員揃って、研修の成果を味わいたいものです。

軍手をして黒大豆栽培の農作業体験をしている方々の写真
丁寧に黒豆の苗を埋めている男性二人の写真
農作業体験の参加者がぐるりと輪になって座って話を聞いている写真