倉本のシバザクラ、見ごろです(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

篠山市倉本付近をドライブしていると、田んぼのあぜ道やのり面にピンクや白色のお花畑が現れます。倉本の自治会の皆さんが毎年シバザクラを植えており、新緑にピンク色が似合う風景に立ち寄るドライバーやカメラ片手に訪れる人も。今年は例年と比べ花が咲くのが早く、月末ごろまでは楽しめるそうです。

新緑とのコントラストにピンク色が映えるシバザクラのアップの写真
田んぼのあぜ道わきに植えられた鮮やかなピンク色のシバザクラと倉本の自治会の皆さんの写真

集落の高齢化に備え、草刈りの負担を減らそうと、防草シートを張りシバザクラの植栽に取り組んだのが始まり。今年で8年目、少しずつ面積を増やしています。また植栽を通して都市部の人々とも交流しています。

2018年4月22日は、自治会の皆さんで、草引きなど清掃活動をしていました。

シバザクラの周りの草を手入れする自治会の方の写真

取り組みを進めている井貝敏夫さんは「シバザクラが咲く頃は、農作業の繁忙期。農作業中、お花を見れば一息つけて心にゆとりができます。自分たちも楽しみながら活動を続けることで、普段の生活にメリハリが出ますし、そうやって村が変化・進化することでここへ訪れる人や戻ってくる人が、出てくることにもつながれば」と話します。