東北・石巻でも!山の芋グリーンカーテン(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

篠山東雲高校生ら10名が、宮城県石巻市を訪れ、山の芋グリーンカーテンの植え付け講習会をおこないました。

プランターを前に置き、ガッツポーズをする私服の高校生たちと住民の皆さんたちの集合写真

篠山東雲高校は、東日本大震災以降、平成26年から継続的に被災地の復興支援に取り組んでいます。

5月25・26日には、宮城県石巻市の新沼田第一復興公営住宅で住民の皆さんを対象に、丹波篠山の特産品である山の芋をつかったグリーンカーテンの植え付け講習会をおこないました。

復興住宅は、さまざまな地区で被災された方が入居しているため、ご近所のつきあいやつながりが希薄になりがちだそうです。

各家庭に持ち帰った山の芋グリーンカーテンが住民の方同士の話の種になれば、という思いがこの取り組みには込められています。

プランターに土を入れながら作業をしている高校生たちや地元の住民の方たちの写真

植え付け講習会の後は、山の芋カレーをつくって昼食会へ。

住民の方から郷土料理の「おくづかけ」の振る舞いもあり、それぞれのふるさとの味を楽しみながら交流しました。

白い壁の室内で、料理が並べられた横長のテーブルを前に着席している人々の写真

秋の収穫の季節には、再度石巻を訪れる予定とのことです。

丹波篠山の特産品が息の長い復興支援を支えています。