多紀小5年生、ペレットストーブの裏側に迫る!(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

多紀小学校の5年生が、NPO法人バイオマス丹波篠山さんを講師に迎え、『エコ・ティーチャーのおもしろ環境講座』を開講しました。
この講座は、環境分野に詳しい専門家が学校を訪問して体験学習や出前授業をおこなうもので、地球温暖化や生き物調べなどさまざまなテーマのもと、市内の各学校園で実施されています。

今回は、昨年度ランチルームにペレットストーブが設置されたことから、身近な里山の木が木質ペレットに変わるまでの一連の流れについて学びました。
10月11日(水曜日)には、教室に高橋さん、前川さん、藤井さんの3名をお迎えし、地球温暖化や地域の里山の現状、薪やペレットの利用についてお話を伺いました。

黒板にプロジェクターで資料を映し、講師の男性が生徒たちに説明している教室内の写真
オレンジとグレーの色が入った作業着にヘルメットを着用した講師の方が、バイオマス丹波篠山について黒板を使って説明している写真

また、10月18日(水曜日)には、木質ペレットがつくられる工場を見学しました。

木質ペレットが作られる大きな機械が置いてある工場の中で、講師の方と生徒さんたちが質疑応答をしている様子の写真

「ペレットにするとどんな良いことがありますか?」「どうしてペレットはツルツルなんですか?」など活発な質問が出ていました。
実際に見て、触れて、感じて、地域の身近で小さな取り組みも、地球温暖化という大きな問題につながっていることを実感してもらえるとうれしいです。

木製ペレットや材料の木材が高く積み上げられた工場の中で、生徒たちが木材を見たり触ったりしている写真
工場内で黄色い帽子をかぶった生徒たちが講師を囲んでいる写真