伊能忠敬の情熱 測量の道たどる(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

江戸時代に日本全国を測量し、今と変わらないほど正確な地図をつくった伊能忠敬が兵庫県内に残した足跡を振り返る「伊能忠敬・五国の足跡フォーラム in 笹山領」が2018年9月23、24日に開催されました。

今年は伊能忠敬の没後200年にあたることから篠山市内で活動する「伊能忠敬笹山領探索の会」が企画。県内外から約160人が参加しました。

23日のフォーラムでは、忠敬が日本地図を作り上げた後半生を映画化した「伊能忠敬―子午線の夢―」を鑑賞した後、忠敬を敬愛し、足跡の調査・研究や歴史ウォークなどを企画する8グループが事例発表。意見交換を行いました。

壇上で8グループが意見交換を行っている写真
扮装した人が壇上で発表している写真
Tシャツを着た人が壇上で第6次測量隊について発表している写真
たくさんの人でにぎわっている会場の写真

会場はたくさんの人でにぎわっていました

24日はバスツアーを催し、笹山領探索の会が市内12カ所に設置している忠敬が歩いたことを示す標柱を巡りました。

バスツアー。参加者皆さんで標柱を訪ねます

参加者が標識の前に集まっている写真
参加者が道端で話を聞いている写真
参加者が紙を持って話を聞いている写真

伊能忠敬は17年もの歳月をかけた測量の中で、1805年~1814年にかけて兵庫県内を訪れ、丹波、但馬、摂津、播磨、淡路の五国で測量を行っています。