城東小4年生「川の中には何がいる?」(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

城東小学校の4年生が6月18日(火曜日)、曽地川で「川の中の生きもの調べ」を行いました。
この取り組みは、市が実施している、環境分野に詳しい講師を招いて授業を行う「エコ・ティーチャーのおもしろ環境講座」の一環で、城東小学校は昨年もこの講座を利用されています。

講師を務めたのは篠山東雲高校の田井彰人先生と自然科学部の皆さん。
自己紹介をしたら早速川に入って網を動かします。

川を背にして説明を行う講師の皆さんと網を持って集まる城東小学校の生徒達の写真

「これは何ー?」「魚とエビめっちゃ獲れた!」と高校生のお兄さんやお姉さんに話しかけては、捕まえた生きものを水槽に入れていきます。

膝下まで川の中に入りながら網を手にして思い思いに生き物を探している生徒達の写真

みんながメダカだと思っていた小さい魚はカワムツの稚魚と判明。競うようにいろんな種類の生きものを捕まえました。

「もうおわりー?」と残念そうな声が聞こえる中、どんな生きものいたのか、高校生の皆さんがそれぞれ解説します。

サワガニのオスとメスの見分け方などの豆知識も教えてもらいました。

採集した生き物を草むらに置いたテーブルに並べながら解説を行う高校生と興味津々の生徒達の写真
川辺で手をあげて質問する生徒達と笑顔で応対する高校生の皆さんの和気あいあいとした様子の写真

絶滅のおそれのある野生生物をまとめた「レッドリスト」に掲載されているシマドジョウがたくさん見つかったことから、昨年同様曽地川はきれいな水のままで、生きものが住みやすい豊かな環境であることがわかりました。

曽地川で見つかったシマドジョウなどが透明な水槽の中を泳いでいる様子の写真

子どもたちは生きもの探しが大好き!

夏休みには家族一緒に川遊びに行くのもおすすめですよ。