城東小と交流30周年! 聖ミカエル国際学校(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

城東小学校と、さまざまな国の子どもたちが通うインターナショナルスクール、聖ミカエル国際学校(神戸市)の交流30周年を記念して、29日に城東小学校でセレモニーが行われました。
セレモニーには当時交流を始めた旧雲部小の吉田孟元校長や国際学校の元校長先生ギボンズ先生夫妻をはじめ、ゆかりの方々が招かれました。

スーツを着た初老の男性が杵と臼で餅つきをしているところを嬉しそうな表情を浮かべて囲む生徒達の写真

交流のきっかけは、平成元年に聖ミカエル国際学校がキャンプで篠山を訪れた際、地域の方に草鞋づくりを教わったこと。それ以来、旧雲部小学校と交流するようになり、統合した城東小学校にも受け継がれています。

両校は毎年お互いの学校を行き来し、習字や茶道、いもほり、デカンショ踊り体験などの文化体験を通して、友情を深めています。

この日は、両校4年生約30人が餅つきや記念品のちぎり絵の製作をしました。ちぎり絵は両校と旧雲部小学校に展示されるそうです。
子どもたちは「交流するのは楽しい」「言葉が分からないときは先生に聞きながらしてます」などと話していました。

また第1回交流時から現在も交流のお手伝いをしている更生保護女性会の現在のメンバー、土井裕子さんは「こういう活動がいつまでも続いていってほしい。機会があればどんどん参加もしたい」と話していました。

机を置いたステージとプロジェクターのスクリーンの前で両腕を頭の上に持っていき丸の形にしている4人の生徒の写真
杵を重そうに持つ男子生徒を見守る大人と楽しそうに見ている生徒達の餅つき体験の写真
明るい陽が指す室内で穏やかな笑みを浮かべる外国人の男女と一緒に写る笑顔の女性の写真
国境を越えて同じテーブルにつきお餅を頬張ってこちらにポーズをとったり笑顔を向ける生徒達の国際交流の写真