住吉神社「住之江の庭」再生へ(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

福住の旧街道沿いにある住吉神社(川原)の「住之江の庭」を観光拠点として活用するための修復ワークショップが2019年2月23日(土曜日)に最終日を迎えました。

「住之江の庭」は昭和41年に日本を代表する名作庭家である重森三玲(しげもりみれい)によって作庭されました。

砂利で描かれた大小の波紋や苔むした岩が美しく配置された重森三玲作の住之江の庭の写真

これは文化庁の観光拠点形成重点支援事業の採択を受けており、「住之江の庭」を作庭当時の姿に修復することで、福住地区の観光拠点として活用することを目的としています。

昨年は「住之江の庭」の活用に関するワークショップと専門家による講演会を行い、今年度は「住之江の庭」を作庭当時の姿に修復するためのワークショップを2019年1月19日(土曜日)から2月23日(土曜日)までの毎週末の土日祝日に実施しました。

途中雪のために中止になった時もありましたが、合計11回のワークショップを行い、延べ150名を超える方々にご参加いただき、予定通りに修復を終えることができました。

来年度は重森が作庭した住吉神社の前庭の修復ワークショップと、「住之江の庭」を観光拠点として活用するためのガイド養成を行う予定です。

住之江の庭に入り砂利に線を引いて修復を行っている様子の写真