高城山に登ってきました2(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

高城山にもう一つ登山道があるのをご存知ですか?
野々垣登山口です。

高城山のもう一つの登山道 野々垣登山口の写真

野々垣登山口

「高城山に登ってきました1」で紹介した登山道は整備され、擬木で階段が作ってあります。
こちらの登山道は自然な山道です。そして、結構緩やかです。

野々垣の登山口を入ると原っぱが開けており、その奥に登山道が続いていきます。
原っぱからすぐに、コンクリート製の谷止めが2カ所出てきます。

野々垣の登山口を登った先にある原っぱの写真

原っぱ

原っぱ付近にあるコンクリート製の谷止めの写真

谷止め

それを過ぎればとても自然な登山道が現れます。
よく人が行きかうのか、道には草がありません。
登山道は沢に沿って延びています。

谷止めを過ぎた先にある沢に沿って延びている登山道の写真

沢づたいの道

沢も石垣が組まれところどころ滝が出現します。

登山道の途中にある石垣が組まれた沢の写真

石垣のある沢

登山道の途中にある細長い滝の写真

滝1

登山道の途中にある二手に分かれた滝の写真

滝2

常に水の流れる音を聞きながら登ることができます。
すがすがしい気分になります。
沢なので、足元は大きい石があったり、ぬかるむ場所もあります。
そのようなところは沢を迂回するための丸木橋がかけられています。

登山道の途中にある石造りの山道の写真

石のある道

山道の途中にある4本の丸太でできた橋の写真

丸木橋

水辺の道のためトンボがたくさん飛んでいました。
最近あまり見ないイトトンボもいました。

山道の途中にある草の葉に止まっているトンボの写真

トンボ1

水辺の道の脇に自生する草の葉の先に止まっているトンボの写真

トンボ2

水の音を聞いて、トンボを見ている間に朝路池跡につきました。
朝路姫が入水自殺をした悲しい伝説の場所です。
写真は少し明るくなってしまいましたが、少し暗く木漏れ日後きれいに差し込む厳かな雰囲気の場所です。

山道の途中にある木々に囲まれた朝路池跡と朝路池跡の看板の写真

朝路池跡

このすぐ上には藤之木坂登山口からの道と合流して山頂に続いていきます。

高城山頂上と野々垣コースと藤ノ木坂コースとの合流地点と合流地点を示す看板の写真

合流地点

ぬかるみには野生生物の足跡があったりトンボが乱舞していたりと、とても自然な雰囲気の登山道です。
とても気軽に山に入っていける道のため、森林浴や少しのんびりしたいという方にはお勧めの登山道です。
足元は少し悪いので、防水の登山靴があれば快適です。