昼夜通して初焼成、29日窯出し(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

丹波焼の里では、修復作業を終えた最古の登窯で、21日から4日間、夜を徹しての初焼成が行われました。窯元らが交代しながら、24時間体制で薪をくべて窯の温度を調整していました。

最終日には、一部の焼成室で、赤松の薪に代えて、竹を燃料とする焼成実験も行われました。竹のチップ化に取り組む篠山東雲高校とボランティアグループ・陶芸文化プロデューサーが連携して、検証しました。

29日の午前10時から、焼きあがった約3700作品の窯出しがあり、こちらも一般公開されます。

曇り空の山の麓の登窯を両側の通路から見学していく方々の写真

普段なかなか見られない窯入れから窯出しまでが一般公開され、多くの人が訪れました

夜間の暗闇の中で焼成を行う方が窯の炎に照らされて浮かび上がる後ろ姿の写真

夜も交代で、焼成が続けられました

暗闇の窯の中に上がる真っ赤な炎を見つめる方々の写真

竹の燃料実験をするため、篠山東雲高校の生徒らも参加しました