トライやる!農都環境課(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

今年も6月4日(月曜日)から8日(金曜日)にかけて、市役所に中学生4名がトライやる・ウィークで職業体験に来てくれました。

7日(木曜日)には、西紀中学校から谷掛美咲妃さんが農都環境課の職業体験に来てくれました。

簡単に課の業務内容について説明した後はさっそく職業体験です。

はじめに、篠山城跡のお堀に設置しているミシシッピアカミミガメの罠点検と南堀のハスの生育状況の確認に行きました。

市では4年前から、南堀のハスの消滅の原因の一つと考えられるミシシッピアカミミガメの防除に取り組んでいます。

ミシシッピアカミミガメが日光浴する習性を利用した罠を仕掛けている様子の写真

日光浴する習性を利用した罠は、真ん中の穴に落ちると外に出られなくなる仕組みになっています。たくさんのミシシッピアカミミガメが乗っていました。

南堀では、篠山小学校のみなさんと一緒にハスの栽培に取り組んでおり、防護柵や肥料の有無、水位などの条件を変えた生育比較実験もおこなっています。

4月にレンコンを植え付けた防護柵の内側では、大きな浮葉が確認できました。

レンコンを植え付けた防護柵の内側に大きな浮葉ができている様子の写真

つぎに、地球温暖化防止と特産山の芋のPRを目的に取り組んでいる山の芋グリーンカーテンのつるの誘導作業をおこないました。
市役所では本庁舎の2階ベランダと第2庁舎前で76プランターを栽培しています。

市役所の本庁舎の2階ベランダと第2庁舎前で山の芋を栽培している様子の写真

小学校でも中学校でも栽培の経験があるそうで、手際よくシュロ縄を結び付けてくれました。

小学校や中学校でプランターをきれいに並べて手際よくシュロ縄を結び付けている様子の写真

最後に、生物多様性促進活動補助金を交付して保全活動を支援しているビオトープで生きもの調査をおこないました。

手の中でおとなしくしている茶色い小さなカエルの写真

生きものが好きだそうで、採取に同定に大活躍で、職員顔負けでした。

赤い服を着た男女二人が田んぼの水から採取をしている様子の写真

この日は屋外の作業ばかりでしたが、他の日には別の課で施設点検や選挙関係の事務などの業務を体験したそうです。 市役所の仕事の幅広さを実感してくれたでのはないでしょうか。