柿取ってサル撃退! さる×はた合戦(ささやま写真新聞)

更新日:2020年03月24日

サルが人里に来て柿を食べる前に収穫する獣害対策イベント「さる×はた合戦」が10月14日(日曜日)、畑地区でおこなわれました。
市内や京阪神から55名の参加者、もとい柿取り戦士が集結。
高い木の実も残さないよう竹竿をつかって200キロ以上を収穫し、サルとの合戦に挑みました。

かわいらしい柿取り戦士の女子児童が大人に手助けしてもらいながら笑顔で竹竿をつかって実を収穫している写真

かつて多くが収穫されていた柿ですが、高い木の柿取りは高齢者には負担が大きいことなどから、次第に放置されるようになり、サルを人里に誘引する一因になっています。
それらを都市住民を呼び込んで解決しようと、2013年に神戸大の学生が企画。
翌年以降はみたけの里づくり協議会が中心となって開催しています。

この日は4集落にわかれて柿を収穫。
地域の方に教わりながら、昔ながらの竹竿をつかって、高い木の柿も残さないように!
さっそく頬張って旬の味を楽しみ、袋一杯に詰めて持ち帰りました。

手前に美味しそうな二つの柿が置かれた奥で参加者の方々が柿取りに励んでいる情景の写真

放置された柿は、収穫するのも一苦労で、価値のないものと思われがちですが、イベントにすることで多くの方に関わっていただけました。
地域の方とのあたたかい交流をとおして、獣害対策に限らず、畑地区を応援してくれるファンになってもらえるとうれしいですね。