お堀のアカミミガメを一斉捕獲(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年08月04日

市、事業者、神戸大学、市民有志らでつくる「農都ささやま外来生物対策協議会」(会長=亀崎直樹・岡山理科大学生物地球学部教授)が7月19・20日、篠山城跡のお堀で外来種ミシシッピアカミミガメの一斉捕獲調査を行いました。

この調査は、アカミミガメの食害などによって消滅した南堀のハス群落の再生を目的に、2014年からスタート。
これまで1300匹以上の捕獲に成功し、昨年15年ぶりにハスの開花が確認されるなど、成果が出ています。

 

19日には、エサを入れたかご網を100か所に設置。
20日に引き上げると、6匹のアカミミガメのほか、アメリカザリガニやブルーギル、ウシガエルなど生態系への悪影響が懸念される外来種も捕獲されました。
また、通年で設置している日光浴罠も確認。11匹のアカミミガメを捕獲しました。

調査を担当した株式会社自然回復の担当者は「目視調査などの結果から、あと100匹程度は生息していると考えられます。全国的にも例のない根絶を目指し、根気強く取り組んでいきたいです。」と話していました。

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