篠山城跡東馬出でウシガエル防除(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年04月20日

2020年4月14日(火曜日)、15日(水曜日)、篠山東雲高校の教員2名が篠山城跡東馬出にてウシガエル捕獲に挑戦しました。

 

東雲高校では、以前からお堀の外来生物の防除や、これらをもとにした肥料・堆肥化実験に取り組んでいます。

(昨年7月の様子はこちらをクリック

今年度最初となったウシガエル防除は、全員がマスクを着用し、口数も抑えて実施しました。

 

これまでに様々な方法でウシガエルの捕獲に取り組んでいましたが、今回は新たな新兵器「傘型のもんどり(八ツ手網):写真中央」を初導入です!

効果を期待しながら、次々と罠を回収していくと、外来生物のウシガエルのオタマジャクシとアメリカザリガニ、ブルーギルが各罠にたくさん入っていました。

しかし、大人のウシガエルは今回もお預け。次回のチャレンジに期待しましょう。

 

大人のウシガエルは貪欲で捕食性が強く、多くの日本の魚や甲殻類、水生昆虫を食べてしまいます。今回の調査では、昔から堀に生息するモツゴという魚やスジエビが確認されています。これらのような生物がウシガエルに食べられてしまわないように、防除活動は実施されています。

また、ウシガエルはとても大きな鳴き声を発します。そのため、近隣住民の方からは「鳴き声がうるさくて眠れない」という声もあがっています。

 

丹波篠山に古くから生息する生き物を守り、地域の課題解決に向けて、

これからも外来生物の問題解決に取り組んでいきます!

 

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