第4回獣がいフォーラム

令和4年1月10日（祝)、第4回獣がいフォーラムが開催されました。

当日は約130名の出席者に加え、YouTube Liveでのライブ配信を行い、オンラインで全国からも約200人の方にご参加いただきました。

第1部では、「地域外人材を活用した獣がい対策」として、都市住民と共に獣害柵の点検を行い交流する取り組みや、クラウドファウンディングを活用してそば畑を守った事例の発表が行われました。

第2部では、「新たな担い手による獣がい対策の可能性」と題し、アライグマからスイカを守った小学生たち、サルの餌となってしまう放置柿を活用してスイーツを開発した高校生、獣がい対策に大きな可能性を見出した大学生、高校生らと獣害柵を設置したロータリークラブの活動など、これまで獣害の当時者ではなかった新たな担い手の皆さんが獣がい対策の取り組みを紹介しました。

熱い思いと希望溢れる未来を感じさせる報告に、参加者からは感嘆の息が漏れる場面も見られ、胸を打たれた方も数多くいらっしゃったようです。

その後は登壇者によるパネルトークが行われ、野生動物への対策をきっかけに多様な人材参画を行い地域を元気にする「獣がい対策」、その未来や可能性について、もっとたくさんの人に参画してもらうためのアイデアや意見が交わされました。