ホタルの季節(フォト@丹波篠山)
市内某所でのホタルの風景です。
まだ、乱舞とまではなっていませんが、かなり飛翔していました。
来週はもっと多くなると思います。
ちなみにゲンジボタルは「500℃」の法則説があります(実際に「椿山荘東京」では、毎年日ごとの平均気温を積算してこの説を検証されているそうです)。
この説は、4月(およそソメイヨシノが散る頃)、幼虫が水中から初上陸した翌日から起算して、1日の平均気温(1時から24時までの毎正時24回の観測値の平均)を毎日足していき、積算温度(合計)が500℃になった頃に羽化すると言われています。
気温のせいかもしれませんが、本日は活動がそんなに活発ではなく、飛翔速度が遅いです。
ホタルの明滅や飛翔は天候や湿度、気温で大きく左右されます。
月明かりがなく、風もなく、雨天でなく、気温が高くて湿度が高い日…。本日は良い条件でしたが、現地の夜は結構涼しかったですから、気温の影響も活動に影響したのでしょう。
また、時間帯もあって、ゲンジボタルは19時〜21時頃、23時頃、深夜2時頃の計3回明滅が活発になります。
この画像は47カットを比較明合成しています。
2カットほど自動車のライトが入り込み残念です(画像右上)。
削除して合成しようかとも思ったのですが、結構良い絵でしたのでそのまま使いました。
他にも激しく自動車のテールランプの光が入り込み赤くなったカットがありましたので、これはさすがに使えませんでしたから削除しました。
撮影者
加戸 仁志
撮影日
2022年6月2日
撮影場所
丹波篠山市内
更新日:2022年06月03日