大山小学校で電気柵を設置しました(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2022年06月30日

大山小学校で電気柵を設置しました

6月10日、大山小学校にて5、6年生と一緒にスイカを守るための電気柵を設置しました。

大山小学校では、毎年5、6年生が特産品の大山スイカの栽培に取り組んでいます。ところが、鳥や獣の被害で収穫に至らないことがあり、昨年より大山小学校、大山振興会、里地里山問題研究所(さともん)、丹波篠山市役所の4者で協力して電気柵を設置。電気柵のおかげで、昨年はたくさんのスイカを収穫できました。

そして今年も甘いスイカを収穫すべく、6年生は昨年のことを思い出しながら、5年生は6年生に習って、ワイヤーメッシュを広げたり支柱を立てたり。

この日はとらいやるウィークの中学生も加わり、賑やかに楽しく柵の設置ができました。

さともんの鈴木さんから、野生動物をセンサーカメラで撮影する注意点を学んだ5、6年生。「もし自分がアライグマだったら、どこから入ろうとするかな、どの道を通って畑に向かうかな」と、みんなで野生動物になりきって考え、4つの場所にカメラを設置しました。どんな動物が映っているかな?

最後は柵に電気を通してみんなでピリピリ体験。そのまま触ると痛いので雑草を使ってピリピリと感じる程度の刺激体験ですが、これで対策はバッチリ!と、みんな満足顔。収穫が楽しみですね。

 

野生動物について学ぶ小学生
電気柵を設置する小学生たち
柱を打ち込む小学生
協力して柱を打ち込む小学生
支柱を固定する小学生たち
電気柵のピリピリ体験をする小学生たち
電気柵、設置完了
畑を見守る電気柵