第23回（令和4年度）観月園遊会を開催しました（丹波ささやま写真新聞）

令和4年9月10日（土曜日）、この日は中秋の名月。

本年度も新型コロナ感染症拡大防止の為、丹波篠山市民センターの屋外で開催しました。薄い雲でおおわれたお月さまを鑑賞しながら、参加者の皆様は、各自席で丹波篠山茶と栗団子等を味わいながら、歌やフルートによる演奏で秋の夜更けを楽しまれました。

最後はその日に投句された俳句と川柳の優秀句の発表がありました。

優秀句は下記の方々が受賞されました。

俳句の部 （兼題「月一切」「丹波篠山市の秋を詠む」）

最優秀句

・うす雲を 透かしこぼるる 月あかり      酒井房代（南矢代）

優秀句

・名曲を 夜空へ解く 月の宴                 尾嶋八栄子（東吹）

・丹波路に 穂を正したる 花芒              井上壽（杉）

佳作

・月渡る 豊かな田畑 照らしつつ           白川智恵子（黒岡）

・散歩道 足元見れば 栗ふたつ              田巻 和子（味間南）

・江戸名残り 閂門を 月照らす              杉原 美智子（西新町）

川柳の部 （兼題「素直」）

最優秀句

・枯木でも 素直に生きて 恙なし           尾嶋八栄子（東吹）

優秀句

・善人は 素直なままに 年をとり           小村美晴（小枕）

・素直さに 引かれた彼に 恋をした        河南京子（東吹）

佳作

・起承転 結は素直に 神任せ                 北野哲男（三田市大原）

・頑固捨て 素直に生きる 夫婦花           河南京子（東吹）

・否定せず 頷く母に 嘘つけず              白川智恵子（黒岡）