はた祭りの竹灯籠(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2023年10月12日

竹灯籠1

10月7日に開催されたはた祭りの宵宮では、約60個の竹灯籠(たけとうろう)が足元を照らし、はた祭りをさらに華やかにしていました。

道行く人は「きれい!」と竹灯籠の設置を喜ばれており、たくさんの方が写真を撮っておられました。

竹灯籠の企画者 阪下竜喜(さかしたりゅうき)さんにお話を聞きました

竹灯籠2

Q.竹灯籠設置のきっかけは?
伐採した竹の利活用をしたかったからです。はた祭りでは例年紙灯籠が飾られていることを知り、今年は竹灯籠もしませんか?と地元の方々に提案すると大賛成してくださったので、400年の歴史があるはた祭りで初の、竹灯籠の設置がかないました。

Q.どのように制作されたのですか?
3、4回ほど竹灯籠制作のイベントを設け、たくさんの人に竹灯籠を作っていただきました。特に市外の方からイベントに参加いただくことが多かったです。
イベント参加者にはデザインが描かれた型紙を一つ選んでもらい、電動ドリルで型紙通りに竹に穴を開けてもらいました。なかにはオリジナルのデザインで作ってくださる方もいて、とても嬉しかったです。

まるまめ竹灯籠

参加者によるオリジナルデザインの「まるいの・まめりん」

Q.実際にはた祭りで竹灯籠がともっているのを見て、どんな気持ちですか?
たくさんの人に携わっていただきながら、400年も続く伝統あるはた祭りに現代風のものを織り交ぜることができたのではないかと感じています。この竹灯籠を多くの人に見てもらい、竹灯籠の素晴らしさを知っていただけたら嬉しいです。もし来年もできたら、次はもっと大規模にやってみたいと思っています。

~これからに向けて~
畑の竹林からとれた竹を使っているので、この竹灯籠の制作は畑の獣害対策にもつながっています。「畑地区では竹を面白く使っているらしいぞ!」というようなイメージを持ってもらえるように、これからも頑張ります。
竹灯籠をきっかけに、多くの人にはた祭りへ来ていただき、みこしの担ぎ手などが少しでも増えたら嬉しいです!

 

★広報「丹波篠山」2023年10月号の18ページにおいて、阪下さんを紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

竹灯籠3
竹灯籠4
竹灯籠5

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