高城山の日の出（フォト＠丹波篠山）

令和5年、年末の高城山の日の出です。

蝋燭の火のように見えますね...言わば「高城山の蝋燭（日の出）」と申しましょうか...

この時期、丹波篠山市立篠山中学校南側付近で日の出が高城山のピークと一致します。

元旦になれば、太陽の黄道がもう少し東寄りになりますので、日の出と高城山のピークとの一致ラインは西側に少しズレます。

12月25日の兵庫県での日の出は午前7時04分頃です。

しかし、それは海上での天文的な日の出時刻ですから、実際に標高約200m超の丹波篠山市で太陽が見えるようになる「見かけ上の日の出（観測地点での日の出を意味する）」には約30分の時間差があります。

この日も高城山のピークに太陽が姿を現したのは、午前7時35分頃でした。

したがって、丹波篠山市のような山間部では「見かけ上の日没（観測地点での日没を意味する）」も天文的な日没より早くなります。

ですから、天文観測においては丹波篠山市のような山間部では、地平線に近い天体の観測は困難です。

撮影者

加戸仁志

2023年12月25日

篠山中学校付近

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