高城山のサンピラー（フォト＠丹波篠山）

撮影した画像を整理していて気がついたのですが（撮影中も視認はしていましたが、眩しくて幻惑かなと思っていました）、もしかしたらこの光の柱は「サンピラー（太陽柱）」かもしれません。

撮影した画像を詳しく見ると、撮影の途中から、高城山の東側にその兆候が見え、徐々に柱状になり、太陽の移動とともにその光の柱も移動しています。

発生機序を詳しく書くと長くなりますから割愛しますが、ごく簡単に言えば大気中に板状の氷晶が水平に並び、その結果太陽光が特殊な反射をした結果（屈折しない単純な反射のため分光しない）、「太陽の虚像」として我々の目に入ってくる現象です（詳細はもっと複雑です）。

比較的珍しい現象です。私も実際に見たのは初めてです。

1枚目では、山頂の左側にサンピラーの兆候が見えます。

2枚目では、よりはっきりとサンピラーとなっています。

撮影者

加戸仁志

2023年12月25日

篠山中学校付近

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