知っていますか?丹波篠山産材(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2023年04月19日

丹波ささやま春の味まつり

 

春の恒例イベント「さくらまつり」。
今年は4年ぶりに「春の味まつり」に名前を変えて開催されました。

飲食店や酒造、窯元など14店舗が一同に集まり、来場者は食事や福引を楽しんでいました。

 

丹波篠山産の木材を暮らしの中に

 

春の味まつりの一角で、丹波篠山市産の木材(丹波篠山市産材)を販売するブースがありました。

篠山木材協同組合が運営する「銘木変木市」です。

木材そのものから雑貨や家具まで、さまざまな商品が並びます。

 

丹波篠山市産の木材で作られた雑貨
丹波篠山市産の木材で作られた家具
丹波篠山市産の木材

出店していたのは、上田木材店、小谷木材店、藤本林業所、北村木材の皆さん。
普段は製材店や材木屋などを営み、今回のように出店するのは年に1.2回だそう。

丹波篠山産の木材をなぜ使うのか、篠山木材協同組合理事長をされている小谷さんにお話を伺いました。

篠山木材協同組合理事長の小谷さん

篠山木材協同組合理事長 小谷さん

丹波篠山産材

丹波篠山産材とは丹波篠山市で育った木材のこと。

元々はどの家庭でも身近に使われていたという丹波篠山産材。
かつては市内には製材所が多くあり、家の裏の山を切り出して製材所へ持ちこむ人が多くいたそうです。

しかし、昭和39年に木材輸入が完全自由化し、海外産の安い木材が大量に輸入されたため、国産の木材が使われなくなっていきました。
そうして人々が山に入ることが少なくなっていった結果、山がどんどん荒れ放題になったそうです。

山に入って木を伐採し、その後新たな木を植えるというサイクルで森の環境は保たれていきます。
丹波篠山産材を多くの人が使うことで、丹波篠山の大切な資源である、森や自然を守っていくことへ繋がるのだと話されました。

木

建物や家屋だけでなく、雑貨や家具などでも丹波篠山産材が使われたものは多くあります。

身近なところから丹波篠山産材が使われたものを選び、環境にもやさしい暮らしをしてみませんか。

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