市民ミュージカル[練習初日](丹波ささやま写真新聞)

更新日:2023年09月06日

令和6年2月11日・12日公演の丹波篠山市民ミュージカルの練習が始まりました。
丹波篠山市民ミュージカルは2年に一度開催され、今回で11回目の開催となります。

今回の題材はフランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの傑作「ノートル=ダム・ド・パリ」。15世紀末のパリのノートルダム大聖堂を舞台とし、人間の運命の錯綜を描いた作品です。

ストーリー

大聖堂前に捨てられ 、副司教フロロによって育てられた鐘つき男のカジモド。ある日、流浪の踊り子エスメラルダに魅せられるが、思いは報われず孤独に苦しむ。しかし、彼の純粋な愛は彼女を残酷な運命から救いだし、登場人物たちを巻き込んで大聖堂の鐘の音とともに壮大なドラマが展開されていく―

 

初日の練習では、西田夫佐さんによる歌唱指導と、松本昇三さんによる体を動かすワークショップが開かれました。
この日、ミュージカルの中の1曲が初めて渡されましたが、出演者たちは楽譜を真剣に見つめて練習し、息の合った歌声を体育館に響かせました。

市民ミュージカル練習の様子
市民ミュージカル練習の様子
市民ミュージカル練習の様子

丹波篠山市民ミュージカルを何度も手掛けるレジェンド

演出と脚本を務めるのは、これまで何度も丹波篠山市民ミュージカルを手掛けてきた松本昇三さん(演出・写真左)と勇来佳加さん(脚本・写真右)。

演出担当の松本先生と脚本担当の勇来先生

これからミュージカルの配役を決めていかれるそうです。
大きな役はカジモドやエスメラルダなど8人程度。どんな基準で決めていくのかお話をお聞きしました。

「配役を決める時見るのは、体の動きと、発声と、お芝居のコミュニケーションができるかどうか。出演者は女性が多いので、男性の役を女性がすることもあると思う。
これからレッスンを重ねると、経験者に触発されて初心者も向上していく。それは丹波篠山の歴史があってできること。今後の成長で配役を決めていく」

 

それぞれの役が決まるのは9月末ごろとのこと。
今後どのように出演者が成長していくのか、どんな舞台になっていくのか、市民ミュージカルの活動から目が離せません。

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