神戸大学生による丹波篠山での学びの成果発表会!(丹波ささやま写真新聞)
神戸大学では、直接農家から営農について学ぶ「食農コープ教育プログラム」の一環として、1年生から3年生を対象とした「実践農学入門」という授業があります。
この授業の集大成として、雲部地区で学生の受け入れを行った農家の方や地元の方も参加した、受講学生による学びの成果の発表会が、1月20日にハートピアセンターで開催されました。
学生は9班に分かれ、それぞれの農家のもとで農作業を体験して学んだことを基に、農業に関する課題の解決策、丹波篠山の農業をよりよくするためのアイデアなどをポスターにまとめて発表しました。
学びの集大成 ポスター発表
ドキドキの授賞班発表!
優秀な発表を行った班には以下の賞が授与されます。
神戸大学地域連携推進本部長賞(1位)
丹波篠山市長賞(2位)
フォトジェニック賞(素晴らしい写真を撮影した班)
神戸大学地域連携推進本部長賞と丹波篠山市長賞は、聞き手が1番よかったと思う班を一つ選び投票することで決まり、フォトジェニック賞は大学教員によって選定されました。
結果は…
神戸大学地域連携推進本部長賞に9班「コンパニオンプランツと共に歩む黒豆の未来」
丹波篠山市長賞、フォトジェニック賞に1班「農業を部活に!農業部Agrie」
が選ばれました!
授賞班のポスター内容を少し紹介します♪
9班「コンパニオンプランツと共に歩む黒豆の未来」
コンパニオンプランツとは、近くで栽培することで互いの成長によい影響を与え合う2種類以上の植物の組み合わせのこと。黒枝豆のコンパニオンプランツはトウモロコシ!コンパニオンプランツの効果や課題などを発表されました。
1班「農業を部活に!農業部Agrie」
県内の中学校・高校に農業部を設立して農業問題の解決を図り、農業に関心を持つ人を増やして丹波篠山への移住者を増やす!若い人たちの力を存分に生かすことで、丹波篠山の農業をよりよくするというアイデアを発表されました。
丹波篠山市長賞(1班)
フォトジェニック賞(1班)
受賞の感想(9班リーダーより)
うれしいです。農家の方と1年間会っているうちに、最後は家族のようになっていました。自分が研究する側になったとき、この授業を通して感じた「人のあたたかさ」を大切にしたいと思います。これからもお世話になった農家さんとは交流を続けていきたいです。
受賞の感想(1班リーダーより)
ダブル受賞にはびっくりしました。ここまで楽しくやってこれたのでよかったです。ポスター制作は懸念点を一つひとつつぶしていくのが大変でしたが、時間をかけてできたのでよかったです。
授業を通した出会いや学びを大切に
この授業を通して学生たちは学びを得ただけでなく、受け入れ農家の方との間にたくさんの思い出が生まれました。
学生たちの頑張りや、受け入れ農家の方の手厚い支援のもと、各班の学びの集大成は素晴らしいものとなりました。
★学生制作のポスターが市役所で掲示されます★
とき:3月4日(月曜日)~19日(火曜日)
学生たちの学びの集大成をぜひ、ご覧ください。
更新日:2024年01月24日