紫金山・アトラス彗星（C2023 A3）（フォト＠丹波篠山）

いよいよ、紫金山・アトラス彗星（以下、C2023 A3）が日没後に姿を現しました。

しかし、まだ10月14日現在では肉眼での視認は困難です。

双眼鏡か天体望遠鏡、カメラでなら望遠レンズが必要です。

そして、観測時間は日没後約1時間ほどです。

丹波篠山は盆地ですから高度が低くなると山々が障害になります（ですので、観測場所の選定も重要。西に開けた場所を探す必要があります）。

今後、C2023 A3は徐々に高度を上げていきますから観測しやすくなります（10月20日前後が最も好条件ですが、生憎天気がどうなるか...）。

当初はもっと光度が増すと予想されていましたが、予想どおりにはならなかったようです。3等級ぐらいになると見込まれています。

月末以降は地球から遠ざかり、急速に光度は低下（暗くなる）していくとみられています。

ですので、観測のチャンスは10月末までです。

撮影者

加戸仁志

撮影日

2024年10月14日

撮影場所

丹波篠山市内

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