ワクワクの紹介「ほたる観察会・小坂自治会」（丹波ささやま写真新聞）

6月8日(土曜日)、小坂(西紀中地区)にて、ほたる観察会が開催されました。
イベントは帰省してきた方を含め、子供から大人まで約60名の方が参加し、美しいホタルの観察を楽しまれました。

実際に観察する前には、丹波篠山市の農村環境課職員の方から、ホタルの説明やクイズコーナーがあり、子どもたちが積極的にクイズに答えていました。ホタルの理解を深めた上で観察をすることによって、更に楽しむことができます。

小坂自治会で観察できるホタルは、主にゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種です。ホタルは4秒に1回光りますが、地域によっては2秒に1回光るホタルもいるそうで、「関西はせっかちだからなぁ」と笑いが起きていました。

自治会長さんにお話を伺ったところ、「30年くらい前から観察会をやっている。近くの大師堂(たいしどう)に集まって、美しいほたるを見ながら、田植え終わりの疲れを癒したことがきっかけ。田植えが終わり、次の黒豆に向けて、励ましあう団結の機会でもあった」とのことです。

今では、普段の生活を忘れて自然に触れて癒されるとともに、家族が集まり絆を深める機会にしていきたいと話されました。