ワクワク補助事業 「大学生との農業交流事業~黒大豆の定植~」(後川新田原自治会)(丹波ささやま写真新聞)
6月22日(土曜日)、後川新田原自治会(後川)で、関西学院大学の学生さん(3回生)との農業交流事業がありました。今回は、黒大豆の定植の様子をご紹介します。
学生の皆さんは、地方創生関連を研究されており、フィールドワークの一環で農業体験を行っています。
後川新田原自治会では、農業の現状と課題等を学生に伝えるとともに、集落の維持発展や農業の在り方を一緒に考える機会として、2年前から継続されているそうです。また、学生の方々には、黒大豆の定植、土寄せ、枝豆刈り、収穫などの手伝いをしてもらうことで、農業の負担軽減にも繋がっています。
きっかけは、小嶋昇さん(後川新田原自治会会長)が「農作業を手伝ってくれる若い人はいないか」と、知り合いのゼミの卒業生に相談したところ、「大学のゼミでできるかも」と話が進んでいったようです。
作業中の学生に話を聞いたところ、「家族で農業をやっていない限り、こうした体験はできない。今回絶対参加したかったので、参加できて嬉しい!」と泥だらけになりながら言っていました。今回のために長靴や手袋なども揃えたそうです。
学生さんは、慣れない作業で休憩しながら進めていた一方、小嶋さんは学生に優しく指示しながらも、黙々と人一倍作業を進められていました。その姿はとても格好良かったです。
今回の農村交流事業は、若い世代に農業の現状を伝え、考えてもらう一つのきっかけになるとても良い事業だと感じました。今回は、定植の様子をお伝えしましたが、次回は収穫の様子もお伝えしたいと考えています。
なお、11月に開催予定される学園祭では、小嶋さん自家製味噌(黒大豆使用)を使った五平餅を学生さんたちが販売するそうで、集落が大学内やSNS等で紹介されることは嬉しく、色んな方に丹波篠山を知っていただく良い機会になると思います。
丹波篠山市では、こうした取り組みを支援するため、令和6年、7年度で各集落のワクワクイベント活動等に10万円を補助しています。(各自治会1回限り)
他の集落でもぜひ活用をご検討ください。
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更新日:2024年06月28日