ワクワク補助事業 「つながる交流会(移住者、一人暮らしのサポート家族と集落住民)」(鷲尾自治会)

7月7日（日曜日）、鷲尾自治会(城北地区)の公民館にて、集落全体での交流会が行われました。集落にある「大日堂」で村祈祷を行ったあと、子どもから大人まで約40名が参加し、バーベキューなどを通して、交流を深めました。バーベキューの野菜などは持ち寄って、食事をしながら、集落の課題等に対する関わりについての話し合い等が行われました。

コロナ禍になり、地域で集まることが難しくなっていたなか、交流機会を設けたいと自治会長さんは考えられました。鷲尾自治会には、22世帯のうち、8世帯もの移住者の方がいらっしゃいますが、従来の行事は、1世帯に1人(世帯主)の参加で行われることがほとんどで、移住者や集落全体が参加できる行事は少なかったそうです。
こうした状況も踏まえ、昔ながらの餅まきではなく、より集落全体で参加しやすいバーベキューにしたとのことです。

移住して5年目の方にお話を伺ったところ、

「元々丹波篠山にはよく来ていたこともあり、移住しました。鷲尾は、特にお米やお野菜が美味しいです。スーパーの野菜しか知らなかったのですが、今では味の違いが分かります。」

と、鷲尾のよさを教えていただきました。

自治会長さんからいただいた“大日堂御開帳記録”という資料によると、大日堂には、座像の高さ90センチにもなるとても立派な大日如来が鎮座されているとのことです。また、“鷲尾”という地名に惹かれて、少し調べてみたところ、源義経と鷲尾三郎が出会った場として、歴史的に知られていることがわかりました（下記リンク参照）。

今回のワクワク事業にお伺いし、丹波篠山の豊かな食と歴史を肌で感じることができました。

丹波篠山市では、こうした取り組みを支援するため、令和6年、7年度で各集落のワクワクイベント活動等に10万円を補助しています。(各自治会1回限り)
他の集落でもぜひ活用をご検討ください。