ワクワク補助事業 波々伯部神社例祭「お囃子練習会」(宮ノ前自治会)

更新日:2024年08月02日

お囃子練習

7月24日(水曜日)宮ノ前公民館でお囃子練習会を取材しました。

地域の伝統ある祭を10年、20年後の未来につなぐため、山車の曳き手や乗り子を確保する取り組みです。

中世に波々伯部保という京都祇園社(八坂神社)の社領であったことから、荘園鎮守の神としてお祀りされ、その例祭は「丹波の祇園さん」として親しまれて来ました。

毎年8月第1土・日の例祭には、8集落から子供たちが「祇園囃子」を奏でる山車が奉納され、御神輿は若者たちが担ぎ手となり勇壮さを競います。

お囃子練習をしている公民館に近づくと、鐘の音や太鼓の音が聞こえてきます。

宮ノ前公民館

中に入ると、子供たちが地域の方々の温かい指導を受けながら練習を行っていました。

小学生は「いーや」「ひょうこ」などの掛け声と鐘を鳴らす練習、中学生は太鼓や笛の練習、後ろでは大人たちも笛を鳴らし練習を盛り立てていました。

お祭りまで週に数回、練習会があります。

乗り子の育成をするため、地域外からも練習会に子どもたちが参加しています。

自治会長の西尾さんは、「子どもの数は少ないが、地域外からも参加してもらうことで将来に繋げていきたいですね」と話されていました。

8/3、8/4は波々伯部神社の例祭に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

丹波篠山市では、こうした取り組みを支援するため、令和6年、7年度で各集落のワクワクイベント活動等に10万円を補助しています。(各自治会1回限り)
他の集落でもぜひ活用をご検討ください。

祇園さんの様子

▲波々伯部神社例祭

 

 

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