ワクワク事業「4年ぶり、前沢田納涼祭を復活」(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2024年08月08日

前沢田自治会の皆さん

前沢田自治会では7月27日、4年ぶりに納涼祭が開かれました。コロナ禍以降、感染症予防のため開催を見送っていましたが、自治会員相互のコミュニケーションの機会をと、このたび復活。子どもから最高齢は84歳の方まで約60名が同自治会公民館に集まり、納涼祭を楽しみました。

会場では、焼きそば、いかやき、唐揚げなどなど夏の夜にぴったりなガツンとグルメに舌鼓を打つ参加者らや、スーパーボールすくいに真剣な表情で取り組む子どもたちの様子も。これらの出し物の準備は、自治会を構成する5つの組と子供会の皆さんがそれぞれ分かれて担当。プロ顔負けの鉄板裁きに、見入ってしまうほどでした。

プロ顔負けの鉄板焼きさばき

▲準備は5つの組でそれぞれ担当。慣れた手つきで鉄板で調理する

スーパーボールすくいを楽しむ子どもたち

▲スーパーボールすくい

同自治会では、ここ3年ほどのうちに移住が8軒ありましたが、コロナ禍の影響でコミュニケーションの機会が限られていたことから、納涼祭を通じて交流することがねらいの一つでした。

参加した移住者の一人は「妻がこちらの出身で、5、6年前に大阪から移住してきたのですが、落ち着いた雰囲気で住み心地が良く、地域の方が優しいです。以前はマンション住まいで、こういったお祭りに参加することはなかったので、一緒にお祭の準備をするのが新鮮で、逆にありがたいですね。」と話し、また、「前沢田は農業もできるのに、病院・スーパー・コンビニも近くて便利。移住して良かった。」と話す方もいました。

移住者(I・Uターン組)同士で談笑

▲移住者(I・Uターン組)同士で談笑

また、同自治会は、地域内にある篠山養護学校とかねてから交流があり、以前は中等部の生徒らが納涼祭に参加されていたそう。4年ぶりの開催ともあって、今回参加は叶わなかったそうですが、これを契機に交流の再開を目指されています。

自治会長の小林さんは「コロナ禍以降、こういった会員の交流する機会が減少していたが、4年ぶり開催することができた。今回参加できなかった方も次回はぜひ参加いただけたらうれしい。前沢田では、自治会の大きな行事として、この納涼祭と伝統的な祭事の鱧切り祭(篠山三大奇祭の一つ)がある。伝統祭事の継承などについても、自治会全員で考えていけたら」と話しました。

納涼祭で久しぶりに再会

▲納涼祭で久しぶりに再会した二人(右から1人目・二人目)。「ご近所なのに出会うことが最近あまりなく、社会人となって帰省した際に納涼祭に参加してみたら、(ご近所の子が)もう高校生になっていてびっくりしました」

丹波篠山市では、こうした取り組みを支援するため、令和6年、7年度で各集落のワクワクイベント活動等に10万円を補助しています。(各自治会1回限り)
他の集落でもぜひ活用をご検討ください。

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