モリアオガエルの卵塊(フォト@丹波篠山)


モリアオガエルの卵塊です。
本年も消滅せずに生息していてホッとしました。
モリアオガエルは、宅地開発や森林破壊等によって生息地が少なくなってきており、兵庫県版レッドリストでBランクに指定されています。
生息地においては、むやみな開発などをせずに保護していただきたいものです。
このカエルは卵塊の中で孵化し、オタマジャクシとなって卵塊の中で雨を待ち、その雨で卵塊が崩壊して落下し、その後の成長は他のカエルと同じです。
ただしカエルになった後は、このカエルの生活圏のほとんどは森林です。
産卵の時に水辺に集まって、自分のDNAを残すべく異性を探すのです。
したがって、この卵塊の下は必ず水、すなわち池や沼、常時水のある谷間の泉などがあります。
ほとんどのカエルは水中に産卵しますが、このカエルは水中ではありませんから、そういう意味でも珍しい習性です。
卵塊の落下時に、天敵であるイモリやヤゴ(トンボの幼虫)等に多くは捕食されるらしいです。
この卵塊、結構目立ちます。山で見つけてもそっと見守ってくださいね。
また、この場所をご存じの方、写真で推測できる方もどうかSNSでの場所の公開はご遠慮下さいませ。
自然保護の観点から非常に重要なお願いです。
写真2の卵塊は一部が崩壊しているのが確認できます。
そして、その直下(写真3)の泉には落下した卵塊が見えます。
これからどんどんと崩壊し、落下した泉ではオタマジャクシが成長していくことでしょう。
撮影者
加戸 仁志
撮影日
2026年6月8日
撮影場所
丹波篠山市内
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更新日:2026年06月11日