モリアオガエルの卵塊(フォト@丹波篠山)

更新日:2026年06月11日

モリアオガエル
モリアオガエルの卵塊2
モリアオガエルの卵塊3

モリアオガエルの卵塊です。

本年も消滅せずに生息していてホッとしました。

 

モリアオガエルは、宅地開発や森林破壊等によって生息地が少なくなってきており、兵庫県版レッドリストでBランクに指定されています。

生息地においては、むやみな開発などをせずに保護していただきたいものです。

 

このカエルは卵塊の中で孵化し、オタマジャクシとなって卵塊の中で雨を待ち、その雨で卵塊が崩壊して落下し、その後の成長は他のカエルと同じです。

 

ただしカエルになった後は、このカエルの生活圏のほとんどは森林です。

産卵の時に水辺に集まって、自分のDNAを残すべく異性を探すのです。

 

したがって、この卵塊の下は必ず水、すなわち池や沼、常時水のある谷間の泉などがあります。

ほとんどのカエルは水中に産卵しますが、このカエルは水中ではありませんから、そういう意味でも珍しい習性です。

 

卵塊の落下時に、天敵であるイモリやヤゴ(トンボの幼虫)等に多くは捕食されるらしいです。

 

この卵塊、結構目立ちます。山で見つけてもそっと見守ってくださいね。

また、この場所をご存じの方、写真で推測できる方もどうかSNSでの場所の公開はご遠慮下さいませ。

自然保護の観点から非常に重要なお願いです。

 

写真2の卵塊は一部が崩壊しているのが確認できます。

そして、その直下(写真3)の泉には落下した卵塊が見えます。

 

これからどんどんと崩壊し、落下した泉ではオタマジャクシが成長していくことでしょう。

撮影者

加戸 仁志

撮影日

2026年6月8日

撮影場所

丹波篠山市内

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