兵庫医大の協力は前進せず(市長日記R2.1.28)

更新日:2020年03月24日

令和2年1月28日

1月27日、兵庫医大との間で市の検討しているバースセンター設置について協力を求めましたが前進はありませんでした。

市民を交えて検討会を開き、助産師による分娩や近隣の医療機関での出産を選んだり、産前産後ケアなどひとりひとりのお母さんに寄り添うバースセンター設置の方向性を見い出しました。

そこで兵庫医大に対し、(1)ささやま医療センター内か隣接地でのバースセンターの場所の提供(2)バースセンターとささやま医療センターとの連携 をお願いしました。

しかし残念ながら、(1)ささやま医療センター内では市の施設は設置できない。緊急時に対応はできないので隣接地ですることも利点がない (2)検診にしても、万一の時の責任があるので容易に連携できるものではないとの返答でした。

万一の緊急時における他病院への受け入れなどの体制づくりを市においてすべきであるとのことでした。

 

兵庫医大は丹波篠山市の産科の充実に努めることを協定で約束されていることもありますので、もっと前向きな協力やお返事を期待していたのですが、残念で、甘かったと思います。

しかし、ささやま医療センターで分娩が休止されても出産・子育てしやすいまちを目指したい、お母さんたちの声に寄り添いたいとの願いは変わりません。

どのように体制作りができるのか、引き続き検討させて頂きます。

今日の天気は「雪」です。