全国京都会議(市長日記R2.10.23)

更新日:2020年10月23日

令和2年10月23日

全国の「小京都」といわれるまちの集まりである「全国京都会議」が栃木県足利市で開かれ、出席しました。歴史や文化、自然景観、まちなみを大切にしたまちの集まりで丹波篠山市にぴったりです。4年前に丹波篠山市で全国大会を開催したこともあります。

 

足利市は東京から北へ80キロ、浅草から東武線の特急「りょうもう号」で約80分です。日本最古の学校、足利学校が有名で日本遺産のまちでもあります。そして名前のとおり足利氏ゆかりのまちで、ゆかりの神社やあしかがフラワーパークのイルミネーションなど灯りのあるまちづくりを進めて中国、韓国など外国人観光客も多いそうです。

 

丹波篠山ともご縁がありました。室町幕府を開いた足利尊氏との縁です。

尊氏が都を追われて九州に逃れる途中、日置の磯の宮神社に寄り戦勝祈願しました。その時出された榧(かや)の実のかわをむき、「我この社に来りて、大敵を退け、天下平定・武運長久を祈願す。願望成就せばこの榧成木し、無皮の実を結ばしめ給へ」と祈りました。大願成就のあかつきにはこのまま実を結ぶだろうと庭に植えたと伝わっています。不思議にも成就し、裸の実を結び、巨木となって今日に至ります。これが天然記念物「裸榧」(はだかがや)です。

この木の実にはカヤノキ特有の固い殻がありません。世界で一本だけと言われています。

足利市長と足利市・和泉市長

足利市の和泉市長さんと。

日本遺産を紹介するリーフレット
足利学校の入り口、門の写真
足利市役所の外観

足利市役所

足利織姫神社の石段、石段には灯篭が並べられている

足利織姫神社

土手から鉄橋を撮影
足利フラワーパークのイルミネーション、ピンク色の藤の花

あしかがフラワーパーク

日置の裸榧

日置の裸榧